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「アサーショントレーニング」について 職員研修行いました!
2019.2.14
平成30年11月26日と12月21日の2日間にかけてに職員研修を開催いたしました。
講師に大阪保健福祉専門学校 講師 松山剛様を迎え
「アサーショントレーニング」について 講議をしていただきました。
「アサーション」とは自他尊重の自己表現で、自分の気持ち、考え、意見などを正確に、
素直に、その場にふさわしい方法で表現してみることです。
相手を不快にさせずに、相手に言いたいことを伝え、
なおかつ相手が納得しやすいように伝えることともいえます。
このアサーティブなコミュニケーションを行う上での技法の一つに「DESK法」があります。
D=Describe(描写する)⇒客観的に状況や事実を述べる
E=Express(表現する)⇒自分の意見や感じていることを表現する
S=Specify(提案する)⇒相手にしてもらいたいことを明確な言葉を提案する
C=Choose(選択する)⇒受け入れてもらえる場合と、もらえなかった場合で判断
(相手にも拒否する権利はある)
研修では、
『1週間後に予定されていた会議が前倒しになり
(明日の午後)大急ぎで資料作成しなければならない!
(明日の午前中までかかりそう) という状況の中、
上司より来月発足する「新プロジェクトの下資料のまとめをしてほしい」と
依頼があったが・・・・・』
・・・あなたならどのようにアサーティブに行動しますか・・・
という事例に取り組みました。
ここでDESC法に当てはめると、以下のようになるかと思います。
D(描写):今、明日までにしなければいけない仕事を抱えていることを伝える
E(説明):今新たにこの仕事を引き受けてしまうと、間に合わないので困ると伝える
S(提案):この仕事の期限はいつまでなのかを尋ね、期日を提案する。
C(選択):相手が承諾したら提案したとおりに対応し、難しいときは相手と対応を相談する。
事例にじっくりと向き合うことでアサーションのコツをつかむことができましたが、
大切なのは自分の気持ちに気づき、相手を大切にすることだと考えさせられる研修となりました。